活動・生活の様子

活動・生活の様子

 「必要とする人に・必要とする場で・必要とするサービスを」。これは、開所当初から貫いてきた、私たちの支援に対する姿勢です。
   施設では、利用者がその持てる力を発揮し、できる限り自律して活動することを大切にしています。施設の中で、落ち着いて活動することは、重要なことです。しかし、それはスタートラインに利用者が立ったという捉え方を、私たちはしています。
   施設で発揮できた力を、その自信を、それぞれの暮らしの中で活かし、より豊かに暮らして行くことにつなげて欲しい、そんな思いが、「必要とする人に・必要とする場で・必要とするサービスを」という言葉には、こめられています。買い物や料理、入浴時に身体を洗うなど、自分がやりたいことを、やりたい場所で、できる限り自律してできるように支援をする。時間も、場所も施設という枠にとらわれずに。
   どこででも、誰とでも、同じ力を発揮する(汎化)のが苦手なことが多い自閉症を伴うひとたちに対して、施設から、それぞれが力を発揮したい場所につなぐ支援を、私たちは大切にしています。

一日の活動の様子

一日のスタートです!
利用者のみなさんそれぞれが、個別のスケジュールに沿って活動します。

スケジュールを通して・・・
  1. いつ
  2. どこで
  3. なにを
  4. いつまで(どのくらい)
  5. どのようなやり方で
  6. 終わったら何があるのかを、

お伝えしています。
スケジュールの一例・・・

活動の中心は作業です

ケーブルの解体作業

お菓子メーカー
タグ作業・箱の組み立て

タコ釣り用ルアー
 組み立て

袋の組み立て

地域の浴場清掃
2カ所の浴場と契約し、週2回ずつ清掃をしています。

 

昼食
一人ひとりの活動ペースに合わせて、個別に食事をします。

余暇活動
家事や日常生活をする上で必要なスキルの獲得を目指し、
様々な活動に取り組んでいます。
施設内だけでなく、地域や家庭に繋がる支援を行っています。

年末に忘年会を開催しています。一年間お疲れさま!!

入浴、髭剃り、歯磨きなど、
獲得したスキルを家庭でも
行えるように支援をします。

利用者のみなさんは帰宅の途につきます。

グループホーム「こっとんはうす」

可能な限り自立した生活を体験する場として、「こっとんはうす」があります。集団生活が優先ではなく、一人ひとりの生活を大切にしながら4人が自分らしく生活をしていくことを大切にしています。